洗濯は、意外と手間のかかる家事のひとつです。洗濯機がまわっているのは、40分〜50分くらい。でも、洗濯機を回すまでにも他の作業があって、洗い上がるまで結果的に1時間以上かかっています。
下着をネットに入れたり、手間がかかって面倒なのよね。
無印良品「くらしの良品研究所」のアンケートによると、洗濯の際に仕分けをしているかについて「毎回分けている」「ほぼ毎回分けている」と答えたのは、56%と半数以上。
洗濯機を回す前に、手間が掛かっているのがわかります。
そこで、毎日の洗濯の工程「仕分け・洗い」の時間を10分短縮する方法をご紹介します。今回は、この「仕分け・洗い」に限定して、今日からできるものをお伝えしていきますね。
脱いだらネットに入れる(3分)
下着や靴下、ボタンのついた服はネットに入れる派ですか?ブラの型が崩れないように専用のネットを使用している方も多いでしょう。また靴下が迷子にならないように、ネットに入れてから洗うという方もいらっしゃいますよね。
洗濯しようと思ったタイミングで、これをするのって結構手間がかかりませんか?洗い物の中からゴソゴソと靴下を家族分探し出す…。それなら、洗濯機まわりにネットを設置して「靴下はここに入れて」と家族にお願いしてみてはどうでしょうか?
それだけで、あのゴソゴソ探しから解放されて、思い立った時にパッと洗濯ができるので「洗濯、めんどくさいなぁ」と思う時間も短くてすみますよ。
みんなに仕分けてもらえば、3分短縮になるってことね!
乾燥する時には必ずネットから出してください。外に干す時はもちろん、乾燥機にかける時にも、乾かしムラができてしまうので取り出すようにしましょう。
色柄モノは仕分けない(3分)
色柄物は仕分けないと色移りする、と思っていませんか?実は、「色移り防止シート」を入れれば、一緒に洗っても大丈夫です。
このシートが水の中に流れ出る色水を吸収してくれるので、色移りが防げます。これで、色柄ものを仕分ける作業も省略可能。洗濯機を回す回数も少なくてすみますね。
洗剤を見直す(1分)
もし、洗濯のたびに液体洗剤を入れているなら、その手間を省くことも一つの時短になります。洗剤の蓋を開けて、キャップで計って、投入口に入れる。小さなこととはいえ、毎回のことだからこそ、効率的に行いたい。
それなら、ジェルボールがオススメです。ジェルボールは、測る必要がありません。1個、または2個ポンと入れるだけです。使ったことがない人は、一度試してみるとその価値を実感しますよ。手軽さに驚くはずです。
柔軟剤入りなら、さらに手間が省けるわね!
場合によっては短縮コース(5分)
洗濯機には「スピードコース」「節約コース」など、すすぎ1回の時短コースがあります(機種によります)。これを利用すれば、通常コースより5分ほど時短になります。
すすぎが1回になる分、洗剤が残る可能性がありますので、軽い汚れなら洗剤をやや少なめにし、すすぎのこしがないように工夫しましょう。
「時短」の観点からは効果的な方法ですが、汚れ落ちやすすぎ残しの部分ではやや心配。臭いの原因になる可能性もあるので、頑固な汚れがある場合には、やめておく方がベターです。
タイマー機能を使って、洗濯機を動かすのもオススメ。干したい時間に仕上がるように、タイマーを設定しましょう。ただし、夜間の洗濯機使用では振動や音で近隣に迷惑がかからないよう配慮をお忘れなく。
夏場の脱水は短時間(3分)
真夏なら、洗濯物を外に干せば、あっという間に乾いてしまいます。服が傷まないためにも脱水は短めにしてみましょう。まずは、いつもより3分ほど短くして様子を見ます。
季節によってはこれでも十分乾きます。ご自身で調整しながら脱水時間を季節に合わせて変更すると時短になりますよ。
脱水が短いと、シワもるから一石二鳥ね!
まとめ
今回紹介したすべての時間をすべて足すと15分です。この中で、まずすぐにできそうなものから試してみてください。洗濯は、避けられない家事なので、できる限り時短で済ませてしまいましょう。趣味の時間、子どもと遊ぶ時間、ちょっとお茶を飲む時間。家事の時短の実践で、心にゆとりができますように。